実績紹介

教育 連結会計 勉強会

ラウレアでは「連結の女王」飯塚幸子(株式会社ラウレア代表取締役)による連結会計勉強会を開催しています。
連結一筋20年の「連結の女王」がむずかしい連結会計をやさしく解説します。
今回は「連結会計入門」の一部をご紹介します。

「連結会計勉強会」レポート

[ 開催日時 ]
2017年6月開講(全5回)19:00~21:00 品川にて

[ アジェンダ ]

連結会計勉強会(入門編)全5回

  • 第1回 連結会計の全体像連結財務諸表作成の流れ連結の範囲(6月1日
  • 第2回 資本連結の基本(6月8日)
  • 第3回 内部取引消去の基本(6月15日)
  • 第4回 未実現利益消去の基本(6月22日)
  • 第5回 連結精算表作成(6月29日)
[ 講師プロフィール ]飯塚幸子 いいづかさちこ

株式会社ラウレア代表取締役。公認会計士試験2次試験合格後、大手監査法人にて監査に従事する傍ら、大原簿記学校会計士課簿記講師として勤務。2000年に連結会計システム「DivaSystem」の製造元である株式会社ディーバに入社し、延べ300社以上の上場会社の連結決算システム導入に従事。
2012年に株式会社ラウレアを設立し、連結決算オンサイト支援、連結決算業務改善、を行う傍ら、数多くのセミナー講師も務めている。

多くの上場企業は連結ベースで開示しております。
連結会計がなぜ必要なのでしょうか?連結会計の始まりは?

1990年代後半の金融ビッグバンによる金融・証券のインフラ整備として企業会計制度が改正され、その改正の柱の一つが連結決算重視主義への移行です。それまでの単体の財務諸表を中心としたディスクロージャーから連結中心のディスクロージャーとなり、企業が赤字部門をグループ会社に移すような利益操作はできなくなりました。企業のグループ全体の業績に関する正確な情報を市場に提供するために連結会計は必要なのです。

授業風景

3月決算の会社は株主総会を控えて忙しい中、熱心な若手社員が受講してくださいました。ラウレアのセミナーは演習を多く取り入れて、連結会計が自然に身につく仕組みを確立しております。

さて連結財務諸表はどうやって作成するのでしょうか?
  • 連結財務諸表の作成は親会社と子会社がそれぞれ作成した個別財務諸表を合算することから始まります。
  • 在外子会社が存在する場合には、在外子会社の外貨建て個別財務諸表を円に換算してから合算します。
  • その後、連結消去・修正仕訳を行って、連結財務諸表を作成します。
  • 連結消去・修正仕訳は連結財務諸表を作成する上で、不要な科目を消去したり、必要な調整を行ったりするための仕訳です。
さらに具体的に連結消去・修正仕訳の内容を確認してみましょう。
[テキスト]初めて学ぶ連結会計の基礎

★連結消去・修正仕訳の主なもの

  • 投資と資本の相殺消去
  • 当期純損益の按分・配当金の振替
  • のれんの償却
  • 内部取引の相殺消去
  • 貸倒引当金の調整
  • 未実現利益の消去
  • 連結手続上の税効果会計

資本連結

メモが書き込まれているテキスト

ラウレアの勉強会では「連結の女王」の著書「初めて学ぶ連結会計の基礎」とオリジナルテキストを使用。オリジナルテキストには熱心な受講者の書き込みがビッシリ。

さあ、連結財務諸表を作成するまでの流れを見てきました。理解度をチェックするために
演習問題をやってみましょう!
授業風景-演習問題

「連結の女王」特製のオリジナルテキストは選び抜かれた演習問題を多く取り入れてますので、効率よく学習できます。

ウレアの「連結会計勉強会」は大きく4つのテーマに分け、
連結会計が初めての方、連結会計を体系的に学習したことがない方でも
1年で連結会計の基礎と実務を習得できるように構成されてます。

年間スケジュールはこちら

懇談会

セミナー最終日には懇親会を開催しております。「会計仕事」という共通項の横のつながりを広げて、それぞれ所属する会社に「明るい経理部」を!

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